アイドルは初対面の人と会うこととても多い仕事です。しかし、初対面の人との会話が盛り上がらないと「気まずい…」「会話を続けるのが大変…」と居心地の悪さを感じてしまうかもしれません。
反対に、初対面の人と会話が盛り上がるとファンや仕事関係の方は、好印象を持ってくれます。
相手が自分に対して好印象を持ってくれると、仲良くなりやすいです。
とは言え、「初対面の人と話すのは緊張する…」「何を話したらいいのかわからない…」と苦手意識を持っている人もいるでしょう。
しかし、初対面の人と話すネタやコツさえ準備しておけば、会話を盛り上げることはできます。
アイドルを目指していて、「初対面の人と仲良くなりたい」と思っている人は、ぜひ参考にしてください。
目次
初対面の会話で盛り上がる話のネタ5選
最初に初対面の相手とも盛り上がる話のネタをご紹介します。
- 食べ物
- 行きたい場所
- 出身地
- 趣味
- 休日の過ごし方
これらの5つを覚えておけば、初対面でも「会話が続かない」「会話が盛り上がらない」という事態を避けることができます。ファンでも仕事先の人でも、初対面から盛り上がりやすいです。
①食べ物
食べ物に関する話題は多くの人が盛り上がる話題です。
好きな料理や食べ物、おすすめのレストランなどの話をしましょう。
ただし、食べ物に関心がない人に「好きな食べ物はなんですか?」と話題を振っても盛り上がらないため、他のネタを話しましょう。
②行きたい場所
行きたい場所も盛り上がる会話のネタです。
特に旅行好きの人であれば、行きたい場所は複数あるはずです。
こちらも旅行好きではない人は、話が盛り上がらないリスクがあります。なので、相手がつまらなさそうにしていたら、他の話題に切り替えましょう。
③出身地
出身地を聞くものおすすめです。同じ都道府県や近くの都道府県だった場合、相手のとの心の距離が近づきやすいです。なぜなら、人は共通点がある人に対しては、仲間意識を感じやすくなるからです。
住んでいかった場合も「(相手の出身地の)○○には、行ったことがあります」と相手に伝えられれば、打ち解けやすくなります。
④趣味
趣味について話すのもおすすめです。
趣味は、相手の興味があることなので、「その趣味は何がきっかけではじめたのですか?」と質問すると話が盛り上がる可能性があります。
⑤休日の過ごし方
相手との距離が少し近づいたら、休日の過ごし方についても質問してみましょう。
遊びに行った場所や家で見た映画やドラマなど、話が広がりやすいです。
ただし、プライベートな質問になるので、距離が縮まってから質問するようにしましょう。
初対面の会話で好印象を与えるコツ
「第一印象に二度目はない」と言われるほど、初対面は重要です。初対面の会話で好印象を与えるコツをお伝えします。
- 身だしなみを整えておく
- 自分から積極的に話しかける
- 自分ばかりしゃべらず相手の話もきちんと聞く
- 相手の反応を見ながら話題を変える
- 笑顔で会話を楽しむ
実践すると「いい人」「素敵!」と喜んでもらいやすくなります。
①身だしなみを整えておく
いくら話が面白くても清潔感がないと相手から嫌われてしまいます。
髪がボサボサだったり、服装が乱れていたり、すると何を話しても「この人にはもう会いたくない」と思われる危険性があります。
常に見られているという意識をもって、初対面の人と会うときは、身だしなみを整えておきましょう。
②自分から積極的に話しかける
初対面では、自分から積極的に話しかけるのがポイントです。
話しかけないと相手も「興味を持っていないのかな?」と不安になってしまいます。
相手から話しかけられるのを待たず、自分から先ほど上げたネタを話かけてみましょう。
③自分ばかりしゃべらず相手の話もきちんと聞く
自分の話ばかりしてしまうと、相手が楽しめません。
そのため、相手にもしゃべってもらえるように話題を振りましょう。
また、相手が話しているときは、大きめにうなずいたり、「そうなんですね」とあいづちをしましょう。ちょっとオーバーに「すごいですね!」とリアクションをすると相手はいい気持ちになってくれやすいです。
すると、相手は「話をちゃんと聞いてくれる人」と安心してくれます。
④相手の反応を見ながら話題を変える
上でも少し触れましたが、相手の反応を見ながら話題を変えることも重要です。
相手が興味のない話を延々しても仲良く慣れないので、相手の興味がある話をしましょう。
相手の興味がある分野の場合、相手がその話題について詳しいことが多いので、勉強にもなります。
「知らなかったです」「勉強になります」と反応すると相手も気分が乗ってくるので、話が弾みやすいです。
⑤笑顔で会話を楽しむ
初対面の相手は緊張したり、警戒したりしている場合があります。
意図的に笑顔を作って「あなたと話せて嬉しい」と表現をしましょう。
心理学的にも、「ミラーリング効果(相手と同じ行動をすると同じ感情になる効果)」により、あなたが笑顔を見せれば、相手も合わせて笑顔になってくれる可能性が高いです。
訪問販売の営業マンも自分から笑ってお客様の緊張や警戒を解いています。アイドルは、みんなに笑顔を与える仕事なので、ちょっと疲れていたり、期限が悪くても笑顔でいましょう。
初対面の会話で避けた方がいい行動
最後に、初対面の会話で避けた方がいい行動をお伝えします。
- 偉そうな態度を取る
- 容姿に関する話題を話す
- 暗い話題や悪口を話す
- スマホを見ながらしゃべる「ファビング」を避ける
- 正論を言って相手を論破してしまう
これらの行動をしてしまうと相手が不快感を覚える場合があるので、注意しましょう。
①偉そうな態度を取る
アイドルになって売れだすと偉そうな態度を取ってしまうかもしれません。しかし、偉そうな人は魅力的には移りません。「なんだか感じが悪い」とファンや仕事先の人が離れていってしまう恐れがあります。
そのため、誰に対しても謙虚でいるようにしましょう。
②容姿に関する話題を話す
容姿に関する話題を話すのも避けた方がいいです。
「背が高いですね」「スタイルがいいですね」と容姿に関する話題を出すと「いきなり見た目を話題にしてきて怪しい…」と相手が嫌がる危険性があります。
しかし、初対面では容姿に関する話題は避けた方が無難です。
③暗い話題や悪口を話す
暗い話題や悪口を話すのもNGです。
「芸能人の〇〇さんの浮気について、どう思いましたか?」「知り合いのAさんって性格悪いんですよ」
と切り出すと会話が盛り上がりません。
特に悪口を言っていると「私のことも、この人は裏で悪口を言うのかな…?」と感じさせる場合があります。
また、暗い話題や悪口は聞かされると相手はウンザリしやすいので、控えましょう。
④スマホを見ながらしゃべる「ファビング」を避ける
スマホを見ながらしゃべる「ファビング」を避けましょう。
スマホを見ながら、会話をすると、相手は、「私の話よりスマホの方が大切なのかな?」という印象を与えてしまいます。
テキサス州ベイラー大学の発表した論文でも、ファビングが人間関係に悪影響を与える危険性があるとまとめられています。
会話の中で出てきた話題を調べる場合は別ですが、できるだけ、相手の目を見て会話するようにしましょう。
⑤正論を言って相手を論破してしまう
正論を言って相手を論破してしまうのも避けた方がいいです。
論破された相手は嫌な気持ちになりやすいです。正論を振りかざさずに共感してあげましょう。
たとえば、「今週はとてもハードで寝る時間が少なかったです」と相手が言ってきたら、「ハードと言っても、徹夜していないんだから、まだ甘いよ」と論破してはいけません。
「それはハードで大変でしたね。週末はゆっくりお過ごしください」と相手の気持ちに共感してあげましょう。
まとめ:初対面の会話で相手と仲良くなろう
初対面では、お互いに相手のことがわからず、緊張したり、警戒しやすいです。
しかし、アイドルはファンやオーディションの面接官など多数の人と会う職業です。そのため、初対面で好印象を与えられるとアイドル活動で有利になります。
この記事で紹介した話のネタやコツを覚えておけば、相手に好印象を与えられる可能性が高まります。
「怖そうな人と思ったけど、話してみると会話が盛り上がって仲良くなった」という経験は、あると思います。
初対面で会話が盛り上がれば、ファンやオーディションの面接官が「また会いたい」と好印象を持ってもらいやすいです。すると、アイドルとしてはお仕事に繋がりやすいです。
初対面でも会話を盛り上げられるようになると人に会うのが楽しみになります。
ぜひ、初対面の相手との会話を盛り上げて仲良くなってください。